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父のアパートローンを背負った人の末路

 

 

普通の住宅ローンを組むときは、生命保険(団信)に入ります。

 

 

万が一、ローンを借りた人が亡くなった場合は、保険金で残債を支払うので、残された配偶者や子は借金を払い続けなくても大丈夫です。

 

 

では、大家さんが団信のないアパートローンを残して亡くなった場合はどうなるのか?

 

 

 

 

天使

【債務引受】

 

 

例えば4人家族の想定で考えると、

 

 

お父さんが団信の付かないアパートローン5,000万円の返済中に亡くなる。

 

 

すると、基本は妻が2,500万円、長男が1,250万円、次男が1,250万円の借金を相続することになります。(放棄することも可能ですが、)

 



意外かも知れませんが、そうなのです。



 

ここで、金持ち長男はこう考えました。

 

 

『このアパートは空いても、すぐに入居者が決まるし、家賃収入からローンを返済しても少しお金が残る。』

 

 

『俺が全額借金を引き受け、アパートを経営しよう!』

 

 

そこで家族会議を行い、借金が嫌いな貧乏妻と貧乏次男の了解を得て、遺産分割と債務引受を決定し、銀行の承諾をとります。

 

 

 

※債務引受:債務を第三者が肩代わりすることです。債務引受には重畳的(ちょうじょうてき)債務引受と免責的債務引受があります。前債務者が免責されるかどうかです。

 

 

免責されても、保証人にとられるケースもあります。

 

 

 

 

 

 

金持ち父さん貧乏父さん

【末路】

 

 

これで金持ち長男さんは借金は背負いましたが、アパートを手に入れて毎月の家賃からローンを返済し、長い時間をかけて無事に完済しました。

 

 

その後新たにアパートローンを組み、もう一軒のアパート経営にものりだしました。

 

 

ローンを使いレバレッジを利かして、資産を増やすことに成功しました。めでたしめでたし。

 

 

 

以上、債務引受を金持ち父さん貧乏父さん風にまとめてみました。(笑)