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原状回復で減価償却しなくてもいいもの

 

 

 

ここで何回か、クロスを原状回復するときの減価償却の計算方法について記載していますが、

 

 

内装材で、減価償却を考慮しなくてもいいものもあるんです。

 

 

ややこしいですが、具体的には、

 

 

✅障子

 

✅襖

 

✅畳表替

 

✅鍵

 

✅フローリング部分補修

 

 

などです。

 

 

 

 

内装工事

 

 

 

 

例えば、入居して3年で退去した3人家族の赤ちゃんが、和室の障子をびりびりに破いていた。

 

 

このケースの場合は、3年分の障子の減価償却は考慮せずに貼替費用全額を借主に請求してもいいと考えられています。消耗品と言う考え方です。

 

 

 

また、10年住んで退去した借主さんが、鍵をなくして1本しか返してくれなかった。

 

 

この場合も、10年分の鍵の減価償却は考慮せずに新品に交換した費用全額を借主に請求してもいいと考えられています。

 

 

 

但し、気をつけないといけない点は、通常の自然損耗や経年劣化は借主負担ではないことです。

 

 

畳や障子・襖などの日焼けや家具の跡などは、普通に生活していればどこでも発生します。

 

 

この費用を借主に負担させることは、原則できません。(特約に入れて借主の完全な承諾があれば可能。)

 

 

障子や襖が、すべてのケースで、全額借主に請求できると言うことではありません。

 

 

この点は、注意して下さい。

 

 

 

以前の記事:<クロスの借主負担の計算方法> <クロス減価償却計算法>