コロナの影響で、飲食店は大打撃を受けています。ニュースでもよく取上げられています。
しかし、この状況下でも創意工夫をしてチャレンジしている熱量の高い経営者もいますね。
何かの記事で読んだんですが、いまレストランオーナーの中に『クラウドキッチン』に業態変更している方もいるようです。
『クラウドキッチン』って、かっこいいネーミングですが、レストランから客席を排除して厨房と宅配だけで営業する新しい外食の形態です。
目に見えないところにキッチンがあるので、そう言うですかね?

【昔からあったと言えばあった】
この記事を読んで、すぐにピントきたのは宅配ピザ屋さんでした。
かれこれ20年前からピザ屋さんは、クラウドしてますよね。
『dominos・ピザーラ・ピザハット』凄いじゃん!!
これをいろいろな食べ物に置き換えていけば、面白いじゃん!
クラウド餃子もいいかも!
と、安易に考えてしまいました。
ただ、本来は出来立てをその場でみんなで食べるのがいいはずなので、市場規模はさほど大きくはないと思いますが。
【不動産屋的にも面白い】
クラウドキッチンの一番いいところは、場所が商業地の繁華街のような場所に限定されないことです。
ピザ屋さんの出店戦略を参考にして、料理が冷めない距離であれば裏路地の物件でもいいし、
極端なことを言えば、第1種低層住居専用地域の空き家でも言い訳です。(ただし併用で50㎡以下、2分の1まで。)
これは、不動産屋的にも面白いです。人通りの少ないところの物件はどうしても決まりが悪いからです。
借りる側からしても、家賃が安く済めば、食材や広告費にお金を回せます。
さらに、食べる側はより美味しいものが食べれる。
「これはいいぞ!これからはみんなクラウドサービスっだ!」
と、すぐに自分の都合のいいように考えてしまう、ダイヤモンド石田敦也でした。