全国宅地建物取引業協会連合会から不動産市場動向の4月のデーターが発表されましたので、近畿圏の動向を簡単にお知らせします。
✅土地の成約件数 前年比△29.5%
✅中古マンション成約件数 前年比△41.9%
✅中古戸建成約件数 前年比2.1%増
✅居住用賃貸成約件数 前年比△16.5%
✅家賃動向:2020年第一四半期
マンション:6期連続で前年を上回り1.2%値上がり
アパート:3期連続で前年を下回り△3.5%
【まとめ】
売買仲介の成約件数が全体的に激減していますが、なぜが中古戸建だけは微増です。今後の動向が気になります。
価格・賃料の大きな下落は、今のところ見られません。
賃貸は売買ほど影響が少ないですが、安心は出来ません。売買仲介業者が賃貸仲介に進出してくる可能性は高いからです。
売買仲介の担当者は、法令・リフォーム・ローン・税務の知識が高いので、賃貸仲介に進出してくると既存の賃貸業者は苦戦が予想されます。
1,2年売買仲介が厳しいと予想されるので、売買仲介大手も賃貸仲介・リフォームを積極的に行ってくるでしょう。
以上、ダイヤモンド石田敦也でした。