これからのマンションは、ローカル5Gが普及してネットを快適に見れるだけじゃなく、建物の設備や家の家電とつながり管理・遠隔操作もどんどん進んでいきそうです。
大家さんもローカル5Gの導入を頭に入れておいた方がいいです。

【ローカル5Gって?】
今年から5Gが開始されています。まだ都心の一部でしか利用できないようですが、ドコモ・AU・ソフトバンクはどんどん基地局の工事を進めていますね。
5Gは大容量の高速無線通信です。スマホに関しては、これ以上スピードが速くなってもしょうがないと思いますが、その他の利用方法で大きく生活が変わってきます。
大容量で遅延がないので、工場や建築現場の機械を遠隔操作できたり、車の自動運転が実現したりします。
この5Gを自分の建物や敷地内でプライベートに構築することを、『ローカル5G』といい、スマホのキャリアとは別のシステムです。
当然、総務省から免許を取得して運用します。建物土地の所有者だけでなく、システム構築を依頼される業者も免許取得が可能とのことです。
賃貸マンションに『ローカル5G』を導入してくれるサービスも出てきそうですね。

【Wi-Fiからローカル5Gへ】
賃貸マンションではよく、「Wi-Fi無料です!」とかありますよね、YouTubeやNetflixをよく見る方にはとても人気のサービスです。
でもこれからは、マンションに『ローカル5G』を導入すれば、あらゆる家電の遠隔操作・ドアの開閉錠・遠隔診療・VRアトラクションなんかもどんどん進んできそうです。
建物設備の遠隔監視や操作にも利用出来ます。管理の方法も変わってきます。防犯やセキュリティーにも大活躍しそうです。
とにかく、この大容量無線高速通信がつくる新しい時代はとても楽しみです。
大家さんも将来このローカル5Gをマンションに導入することを考えておいて下さい。
以上、ダイヤモンド石田敦也でした。