ITの技術で不動産業界が大きく変わります。
3年後、この業界がどうなっているか、見ていきます。
どんどん自動化されていくこの業界は、こんな感じです。
【1.VR下見】

家でもどこでもゴーグルをかぶって、検索した物件をVRで見ることが出来るようになります。
時間さえあれば朝でも夜でも、だれの手も借りず何十件も物件をみることが出来ます。その部屋にバーチャルで家具や家電を配置することも簡単に出来ます。
このVRで見た物件をふるいにかけ、候補を1つにしぼります。
【2.ネット予約】

VRで見た物件の中から、気に入った物件を実際に見て最終決断をするために、不動産屋へSNSを使って案内予約を入れます。
不動産屋の営業マンを同行されるかどうかは、任意で選択できます。
強引にすすめられると困るので、セルフ案内を選択。
【3.セルフ案内】

予約時間の10分まえに、SNSで暗証番号が送られてきます。
この番号を玄関のスマートロックに入力して開錠。
友達と室内をたっぷり時間をかけて内覧します。
内覧が終わると、不動産屋が遠隔操作で玄関を施錠。
VRで見た通りで気に入ったので、契約することに決めました。
すぐに、不動産屋にSNSで連絡をします。
【4.スマート契約】

スマホに不動産屋から申込みのフォームが送られてきます。
物件近くのスタバから入力し返信します。
すると、保証会社から承認の連絡があり、無事に審査に通りました。
翌日、スマホに契約書類一式が送られてきます。FaceTimeで宅地建物取引士から重要事項説明を受け、
契約書類に電子署名をします。
続いて、家賃や仲介手数料等の契約金をスマホからクレジットカードで決済します。
すぐに、スマートロックの暗証番号がSNSで届き取引完了です。
こんな感じで契約が出来るようになります。
最後に
これが3年後の不動産取引です。一部分もう実施しているところもあります。
ただ1点、国土交通省がスマート契約全般を3年以内に解禁するかどうかはわかりませんが。(※現在は、事前に重要事項説明書を郵送しておかなければいけないのです。)
大家さんも不動産屋も、このことを頭にいれて行動していかないといけませんね。
不動産屋はVRで膨大なデーター量を扱うようになり、運用するのに新たな労力とコストが必要ですし、スマート契約には、新しいソフトを導入しないといけません。
大家さんはスマートロックをはじめ建物設備をコントロールするネット環境の導入が必須となります。
この新しい不動産取引のプラットフォームにあわせた戦略をとっていかないといけません。
法令の制限や税務も重要ですが、今後は動画データー編集やサーバー管理の技術も必要になってきます。
このスキルがないと、今後はきびしいでしょうね。コスト的にすべて外注と言う訳にはいかないからです。
以上、アビバパソコン教室に通おうと考えているダイヤモンド石田敦也でした。
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