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クロス減価償却計算法

クロス減価償却計算法

 

 

何度か、退去時のクロス借主負担の計算方法について書いていますが、

 

 

わかりにくいようなので、今日は簡単な公式でわかりやすく説明します。

 

 

入居者の故意過失によるクロスの貼り替え見積もりを工務店にとってもらいます。このとき自然損耗は絶対に入れないで下さい。自然損耗には冷蔵庫・エアコン・照明器具の黒ずみ跡や日焼けが含まれます。

 

 

なお、入居者負担について不明の場合は国土交通省ガイドラインの21ページからを参考にして下さい。

 

 

 

補修クロスの見積金額×(1-償却分)

償却分=クロスを貼り替えてからの年数÷耐用年数の6年 

 

※クロスを貼り替えてからの年数を借主の住んでいた期間と考えます。

 

 

 

●例1)クロス貼り替え後に、4年間住んで退去して入居者負担のクロス貼替見積が50,000円のときは、

 

償却分=住んでいた4年間÷耐用年数6年=0.66

50,000円×(1-0.66)≒17,000円

借主に請求する金額は、17,000円ほどになります。

 

 

●例2)クロス張り替え後に、8年間住んで退去した入居者負担のクロス貼替見積が100,000円のときは、

 

耐用年数の6年を超えているので、入居者に請求は出来ません。ただし下地に大きな損傷がある場合の補修費は請求可能と考えられます。

 

 

補修範囲についてですが、クロスは巨大なサランラップ状の巻物になっていて、幅は90cmです。

 

なので、基本は汚した部分一面の貼り換えになります。つまり天井から床までの高さで幅が90cmの長方形が一面と言うことになります。

 

但し、喫煙等で部屋全体が変色しているような場合は一部屋全部貼り換えとなることが多いです。

 

また、耐用年数が過ぎていても十分きれいで使用可能な状態にある時は落書き等を落とすための費用は借主に請求されることもあります。

 

ネットでもYahoo知恵袋でも結構話題になっているので、きちんと計算しないとクレームになります。

 

気をつけてください。

 

 

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