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角地緩和

【建ぺい率の角地緩和】

角地

 

 

 

”角地は建ぺい率が10%アップになります。”って、宅地建物取引士なら誰でも知っていると思います。僕もそう記憶しています。

 

 

これが、大きなミスとなってしまった事があります。数年前に神戸の山手で120坪くらいの土地を仲介したのですが、この物件が角地でした。

 

 

僕のお客さんは、土地を購入してすぐに建物を建築する予定だったので、建築士の先生にもこの土地の情報は伝えていました。

 

 

建築士の先生が、簡単なプランや予算を示して確認し、契約のOKもとりました。

 

 

資金調達も問題なかったので、契約を進める事にしました。売主さんとも条件交渉は上手くいき、売買契約を無事に締結しました。

 

 

しかし、ここで大きなミスを犯していた事が判明しました。

 

 

建築士の先生が契約後に、”ここ、角地緩和ないから、建ぺい率は50%のままね!”って言ってきました。

 

 

ガーン!!” やってもうた!

 

 

重要事項説明書に思いっきり、『角地緩和、建ぺい率10% アップ。』って書いてしまってます。建築士の先生に理由を聞くと、2000㎡以下の土地の場合は、道路幅員の合計が12m以上ないと角地緩和を受けられないのです。

 

 

神戸市角地緩和
神戸市角地緩和

【面積と道路幅員で緩和をうけれないこともある】

 

 

 

この物件の道路幅員の合計は、10.5mでした。ちなみに、この要件は300㎡以下の土地には適用されません。お客さんにすぐ報告し謝ると、「そこまで大きい家は建てないから、大丈夫だよ!」って言ってくれました。

 

 

正直、最悪の事態も覚悟はしていました。

 

 

今回大きなクレームにならなかったのは、契約前に建築士の先生がお客さんと打ち合わせをして、プランや予算を説明してくれていたからです。

 

 

建築基準法を僕ら宅地建物取引士が完全にマスターする事は難しいのですが、日々、勉強を怠らないようにする、契約前に各専門家に確認する事は肝に銘じようと思いました。