退去立会の時に、洗面台に傷やヒビは入っている場合が、ありますよね。
洗面台の鏡の横にある収納ラックから化粧用のビンとかが落ちて割れてしまう。
これ国土交通省のガイドラインによると、補習費用は賃借人の負担としていいのですが、
大きく割れていて補習できない時は、ちょっと問題だと思います。
なぜか?
ガイドラインによると、洗面台の減価償却は15年とされています。
例えば、50%の8年経過した洗面台を割って壊した場合は半額しか請求できません。
逆に考えれば、半分はオーナーさんの負担となります。
これは、ちょっと厳しくないですか?
オーナーさんにとって、
洗面台って、割れなければ20年位は十分使えます。
上部のプラスティク部分は色ヤケしてきますが、
最近はこの上部の収納部分を撤去してリメイクするのも流行っています。
こんな風にリメイクして、出来るだけ長く使って修繕費を圧縮したいところです。
と言う訳で、洗面台を交換するときは、
上部の収納の少ないもの、ボールが樹脂で出来ているものを選ぶようにすることも検討して見て下さい。
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